Vol.1旅先ガイド·6分で読める
京都の隠れ寺——観光客が知らない5つの名刹
Claire Dupont
NomadNest 編集長
京都には約2,000もの寺院があると言われています。しかし、多くの観光客が訪れるのは金閣寺や清水寺など、ほんの一握り。今回は地元の方々に愛されながらも、ガイドブックにはほとんど載らない5つの名刹をご紹介します。
1. 瑠璃光院(八瀬)
叡山電鉄の八瀬比叡山口駅から徒歩5分。春と秋の特別拝観期間のみ公開されるこの寺院は、磨き上げられた書院の床に映る「床もみじ」で知られています。写経体験もでき、心を落ち着ける時間を過ごせます。
2. 正寿院(宇治田原)
ハート形の窓「猪目窓」で有名ですが、それだけではありません。天井に描かれた160枚の花の絵は、日本画家たちが1枚1枚手描きしたもの。静かな山間にあり、宇治からバスで30分ほどの距離です。
3. 建仁寺塔頭・両足院
祇園のど真ん中にありながら、驚くほど静かな空間。半夏生の庭園が美しく、坐禅体験も予約可能。繁華街から一歩入るだけで、別世界に迷い込んだような感覚になります。
4. 大徳寺・高桐院
紅葉の名所として知る人ぞ知る場所。参道の竹林を抜けると、細川忠興とガラシャの墓がある静寂の庭が広がります。苔と紅葉のコントラストは、京都で最も美しいと言っても過言ではありません。
5. 鈴虫寺(華厳寺)
一年中鈴虫の音色が響く不思議な寺。住職の説法がユーモアたっぷりで、「お説法を聞くために来る」というリピーターも多いのだとか。わらじを履いたお地蔵さんが、一つだけ願いを叶えてくれるという言い伝えも。
どの寺院も、京都の深い精神性に触れられる場所ばかりです。次の京都旅では、あえて有名スポットを外して、こうした隠れた名刹を訪ねてみてはいかがでしょうか。
#京都#寺院#文化体験